目次
はじめに:ドラゴン桜って、知ってますか?
突然ですが、ドラゴン桜 という漫画をご存知ですか?
元暴走族の駆け出し弁護士・桜木建二(さくらぎ けんじ)は、経営破綻状態となった落ちこぼれ高校、私立龍山高等学校の運営問題を請け負うこととなった。始めは清算を計画していた桜木だったが、破綻を回避し経営状態を良くするためには、進学実績を上げるのが手っ取り早いと考え、5年後に東大合格者100人を出す計画を考案する。かつて受験指導に大きな実績を上げた個性溢れる教師を集めながら、開設した特別進学クラスに人生を諦めかけていた水野直美(みずの なおみ)と矢島勇介(やじま ゆうすけ)を迎え入れた桜木は、彼らに様々な受験テクニックや勉強法を教えていく。受験の結果、水野は東大に合格し進学、矢島は不合格となったが翌年の再挑戦を表明する。
wikipediaより抜粋:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E6%A1%9C
要するに、偏差値35の落ちこぼれ高校生たちが東大合格を目指す物語 です。
2005年にドラマ化され、めちゃくちゃ社会現象になったのを覚えています。
気になった人は読んでみてください!めちゃくちゃ面白いので。

突然ですが実は僕、10年前にリアルドラゴン桜を達成しています!
リアルドラゴン桜:原作同様に母校史上初の東大受験に挑み・合格すること。偏差値の乖離があると尚良し。
2021年現在「リアルドラゴン桜」と検索すると西岡さんという東大生が引っかかります。
宝仙学園高等学校卒業[3]。生徒会長を務め、生徒規約の作成に携わった[3]。高校3年生時の偏差値が35だったが、オリジナルの勉強法を駆使し、
西岡壱成さんのwikipediaより抜粋:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B2%A1%E5%A3%B1%E8%AA%A0
二浪の末、東京大学文科II類に合格。経済学部に在学中[2]。
東京大学進学後は家庭教師としても活動するほか、「現役東大生作家」として多数の著作を執筆。中でも自身の読書法をまとめた『東大読書』はシリーズ累計30万部を売り上げるベストセラーとなった[4]。東京大学では書評誌「ひろば」の編集長を務めている。

(なんかめっちゃ儲かってそうやな・・・)
彼もなかなかのドラゴン桜っぷりなのですが、僕のほうが「リアルドラゴン桜」しているのでは?と思ったので比較してみました。
セグメント | 偏差値 | 浪人した年数 | 備考 |
原作(龍山高校) | 35 | 0 | 母校史上初の受験・合格 |
西岡壱成さん | 35 | 2 | 母校史上初の受験・合格 |
ahilog | 50台 | 0 | 母校史上初の受験・合格 |
西岡さんの方が偏差値では原作水準ですが2浪
僕のほうが現役合格しているのですがもとの偏差値が高めという違いがあります。

正直クソどうでもいい話だわ!
10年も前の話だからね・・・笑 もう記憶もおぼろなところが多いけれど。

ちょうど2021年4月から、日曜劇場でドラゴン桜2が放送されます。

ちょうど僕もリアルドラゴン桜を達成してから10年が経過しました。
令和の受験に挑む高校生のみなさまや、スキルアップに励む皆様の参考になればと思い、
【リアルドラゴン桜シリーズ】を4月まで週1更新で書いていこうと思います。
内容は下記のとおりです。タイトルは書いているうちに変わるかもです。
リアルドラゴン桜シリーズ
- 【リアルドラゴン桜】仕事でも使える僕の勉強法(2/21更新)
- 【リアルドラゴン桜】漫画で参考になった勉強法(2/28更新)
- 【リアルドラゴン桜】目標を達成するための僕の思考法(3/7更新)
- 【リアルドラゴン桜】漫画で参考になった思考法(3/14更新)
- 【リアルドラゴン桜】東大に入ってよかったと思ったこと(3/21更新)
- 【リアルドラゴン桜】東大に入って辛かったこと・失ったモノ(3/28更新)
- 【リアルドラゴン桜】今の受験生に対するメッセージ(4/4更新)
この記事は、7回に渡るシリーズの第0回的位置づけです。
僕の自己紹介と当時の体験談について書いていこうと思います。
リアルドラゴン桜を達成した体験談
こんにちは。10年前にリアルドラゴン桜したahilogです。
はじめに自己紹介をしますね。
僕は2008年に京都橘高等学校に入学し、2010年度の東大入試にて、母校史上初受験+現役合格を果たしました。
京都橘高等学校の情報はコチラ
http://www.tachibana-hs.jp/
ドラゴン桜で出てくる人物たちと比べると、流石に成績は良い方でしたが、
偏差値は15-20ほど乖離があったと思います。
高校時代の成績や学業態度について
僕は中学まではいわゆる「陰キャラ」だったので、高校ではモテたい!とバンド活動をやったり、不良ぶったりしていました。

わざと授業中最前列でギター雑誌を読んだり爆睡したり・・・明らかにダサい高校生だったと思います。
要領は比較的良い方でした。成績は良くも悪くもないくらい。
担任はちゃんと僕の適当さを見抜いていたので、褒められたことは一度もなかったですね。
東大受験を思い立ったキッカケ
東大受験を思い立ったのは高校2年の秋のこと。
ちょうど母校の文化祭が終わった頃に、付き合っていた彼女に振られたのでした。
陰キャラが不良ぶっていただけなので、すぐに化けの皮が剥がれて振られちゃうんですよね。

僕には全く魅力というものがないんだなとかなり落ち込んだのを覚えています。
ちょうど学校の催しで「東大見学ツアー」なるものがあり、東大生かっこいい!と思ったことと
人生で一度くらい、本気で頑張った経験をしてみたくて、東大現役合格を目標に勉強を始めたのでした。

東大受験なんてレベルの学校じゃなかったので、当然笑われると思っていました。
しかし当時の担任は全く笑うことはなく、本気でロードマップを書いてくれたのです。
どれくらい勉強したのか
僕を東大に現役合格させようと、当時の担任が各所を駆け回って、東大合格プロジェクトチームを作ってくれました。
1教科ごとに特別担当の先生を付けてくれて、足りない部分を指摘されながら知識と実力をつけていきました。

勉強というものが生活そのものになっていたので、ある意味24時間勉強を考えていました。
結果をだすために必要なのは圧倒的な熱量ですよね。
母校一丸となって向き合ってもらえたことが、何よりの僥倖だったと思っています。
東大に合格した時に思ったこと
当時18歳の僕にとって、東大現役合格というのは人生で初めての「結果を出した経験」でした。
リアルドラゴン桜を達成して思ったことはこんな感じです。
ここがポイント
- 正しい努力を積み重ねれば、目標に近づけるということ
- 人の協力が結果に大きく影響するということ

掲示板の前で最初に浮かんだのは両親・そして恩師たちの顔でした。
お世話になった人たちの期待に応えられたことが、本当に嬉しかったのを覚えています。
10年経って思うこと
東大に受かってから10年が経ち、僕もすっかり社会人になってしまいました。
東大生達はテレビで取り上げられるようになりました。東大生タレントを見ない日はないくらい。
EdTechなる教育のDXが盛り上がりを見せていくことで、教育や勉強のIT化も進んできましたよね。
受験勉強で知識をインプットしても、もうAIのほうが賢い時代です。
勉強するなんて時代遅れかもしれない。
しかし、「途方も無い目標に向けて着実に努力する術」というものは
これからの時代にも活きてくる知見だと思います。
僕の「リアルドラゴン桜」を達成した経験は、東大に合格するコツや勉強法 という意味で書くつもりはありません。
もし何か今困っていることがあったり、自分を変えてみたい!と強く思っている皆様のキッカケとなれば幸いです。

自分語りになってしまうと究極にダサいので、丁寧に記事を書いていくつもりです。
令和の時代は個人がやりたいことを精一杯やれる時代です。
「自分にはどうせできないよ」
そうお思いの皆様にとって、励ましになる記事を書いていければと。