在宅勤務が長期化してくると、ノートパソコンだけだと画面が小さくて
外付けのディスプレイを導入したり、自分で買った方も多いのではないだろうか。
ご多分に漏れず僕もディスプレイを導入し、快適な作業空間を手に入れた。
しかし、ディスプレイにはカメラは付いていないので
ノートパソコンのカメラをつかうために、リモート会議のたびに
パソコン画面を開かないといけない。
視線もずれてしまうので、なんだかしっくりこないのだ。
なぜ買ったのか
すっきりした作業環境を目指すためには、ノートパソコンはできるだけ閉じた状態で
スタンドに立てておくのがベストだ。
そう思った僕は、外付けのウェブカメラを探し始めた。
ただひとつ問題があったとすれば、会社のパソコンのセキュリティが非常に厳格であり
ドライバー類をインストールできないのだ。
これはいけない!だいたいの外付けデバイスが使えないじゃないか!

ドライバーいらずで、
つなぐだけで動作するウェブカメラがあればいいのにな・・・
そんなウェブカメラを探していて見つけたのが「HD Webcam eMeet C960」である。
c960のスペック
カメラ自体のスペックは下記のとおりだ。
解像度 | 1080p(1920☓1080) |
フレームレート | 30fps |
マイク | 無指向性マイク☓2 |
サイズ | 12.4☓6.7☓5.2(cm) |
ケーブル長さ | 175 mm |
実況配信したり、Youtubeに動画を上げるのにつかうには流石にスペックが足りないが
リモート会議で自分を映すウェブカメラとしては全く申し分のないスペックだ。
無指向性マイクも2つ備え付けているから、
画面に向けて話しかけた声を正面から拾うことができる。
そしてドライバー不要であるというところが、何よりのポイントだと思っている。
ただ、USBでつなぐだけでいい。
つないだ瞬間から、各ビデオ会議ツールでC960を選択することで、画角を切り替えられる。
取り付けてみる
取り付け方も非常に簡単で、ただ引っ掛けるだけだ。

ディスプレイの上にぽんと置いて、ちょっと確度を調整すれば
カメラ自体の重さで固定されてくれる。

カメラ自体も首が傾くようになっており、
自分の顔がちょうどうまく映る角度に調整することが可能だ。

端子はUSB-Aになっているので、USBジャックがある人はそのまま差し込むだけで
カメラを認識してくれる。

動作を確認する
今回はGoogleのMeetを使って、どのように映るかを検証してみる。
僕の場合はディスプレイと自分の身体に距離があるので
こんなに広角に映すことができる。
※背景はMeetの機能でわざとぼかしているので、身体の写り方で
雰囲気を察してほしい。
ちなみにここに通信の品質も関係してくるので、より高画質でお互いにやり取りするためには
良質なネット回線を引いておくことが重要だ。
画質については、全く問題ないように思っている。

デメリットとしては、左右に首をふることができないので、
あくまで正面しか映像を取れないということだ。
左右に振れると画角を自在に変えられるようになるので、今後の発展に期待したい。
使ってみた感想
この商品は数千円程度と超お手頃で買える点も魅力のひとつだが
なにより差し込むだけですぐに使える手軽さことこそ最大のメリットだ。
会社は(特に大手は)社用のノートパソコンを厳密に管理しており
うまく自分の入れたいソフトをインストールできない という皆様も多いことだろう。
そんな皆様にとって、このガジェットは差し込むだけですぐに使えて
リモート会議の画角を自由に変えることができるので、超おすすめだ。
一度チェックしてみてほしい。