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【大学受験】非進学校の高校生が母校初の東大合格を果たすまで

はじめに

2011年3月10日、東日本大震災が起きる前日のこと。
僕は文京区本郷の赤門を潜り、歓声・悲鳴が響き渡る東大合格発表掲示板前で
母校史上初の東大生となることが決まった。

そこから10年、今では大学も卒業し、
例に漏れず大手企業にて勤務する28歳として、東京郊外で暮らしている。

間違いなく人生が変わった10年前の3月。
京都の町外れで牧歌的に育った僕は、
東京のど真ん中に拠点を移し、偏差値70を優に超える友人たちに囲まれることになった。

知らない世界がそこにはあった。
周囲の人が僕をみる目も変わり、当初は違和感のあった東大というブランドは
自分の中で、当たり前になっていった。

世の中学歴だけじゃないという人も多い。僕もそう思う。
ただ、東大に入ることによって得られる同窓生との暮らしは、何よりも刺激的だ。
卒業することによって得られる「東大卒」という肩書きは、周囲からの信頼に繋がる。

田舎育ちの人はわかってくれることと思う。田舎には情報がない。
進学校でなければロールモデルとなる人も周囲におらず、東大なんて目指す気にすらならない。

それでも点を取りさえすれば、育ちや学校を問わず、東大に入ることができる。
これは紛れもない「事実」である。
とにかく点をとるということ。受験をハックすること。

正しく努力することができれば、想像もしないような未来に繋がることがある。

正しい努力の仕方を、進学校の奴らは知っている。
僕と同じように、情報がないみんなのために、やってきたことやノウハウについて
まとめて行こうと思う。

宣言をしよう

言葉によって、周囲と自分の認識を変えることには大きな意味がある。

「東京大学を目指します」
と、進路指導の先生であったり、両親に宣言をすること。

ただの田舎の坊主でも、この儀式によって「東大受験生」になることができる。

やってみて欲しい。意外とできないことに気づくと思う。
それでも、本気で自分を変えたいのであれば、勇気を出していうべきだ。

僕の場合は、高校2年の秋に、彼女に振られた。
振られ方があまりにもひどいもんだったから(思い返せば僕のほうも大概なのだが・・・)
自分を大きく変えたくて、半ばヤケになって担任に「宣言」をした。

想像とは異なり、担任が笑うことはなかった。
偏差値は軽く15は足りて無かったと思う。当然、学校にも前例はない。

それでも担任は僕を「東大受験生」として認識し、以降僕の志望校は「東大」となった。

この儀式によって「自分の現在地」と「目指すべき対象=東大」の距離に
意識が向くようになった。

環境を変えよう

東大受験生となったからには、周りに同志を置くことが何より重要だ。
陸上選手が競争することで成績がよくなるように、
学業も同じく難関校を目指す同志に囲まれることで、モチベーションを維持することができる。

僕も大学に入ってから灘や開成の友人に聞いたのだが、
進学校の生徒が難関校に当たり前のように合格している秘訣はまさにここにある。

彼らは日常的に、東大受験生や東大生に囲まれている。
それゆえに、「いつから」「どのような」努力をすれば合格するかという相場を知っている。

相場を知っていると、正しい努力をすることができる。

このブログを読んでくれている非進学校やなんちゃって進学校のみんなは
きっとそのような環境にないことと思う。
だからこそ、自分から行動し、進学校の生徒と交わる環境を作ることが必要だ。

僕の場合は「駿台」に通うことにした。
周囲の環境を変えることが目的だったから、受講していた授業は最小構成で
自習室に足繁く通うことで、擬似的な「進学校の空気」を手に入れた。

塾はお金がかかってしまう面もあるのだが、努力する優秀な同期に囲まれることができる。

「駿台」「河合塾」などの有名塾であれば間違いはない。
周りにない場合は、近くで一番実績のある進学塾をチェックしてみよう。

※あくまで環境を手に入れることが目的なので、ちんぷんかんな授業は取らないように注意されたい!

模試を受けよう

E判定しかでないかもしれないが、東大模試は必ず受けよう。

模試を受けることで、
東大といえど、1問や2問くらいは解ける問題を見つけることができるはずだ。

東大が難しいのは、実は問題が難しいことじゃない。
「ほどほどに難しい問題」を「短い時間」で「大量に」捌かなければならないことだ。

短い時間で大量に解くことについては、また別の記事で触れようと思うが、
訓練と気持ちの持ち方によって、誰でもある程度はできるようになる。

受験勉強で大事なことは、「ほどほどに難しい問題」を
「解ける問題」と「今の理解では解けない問題」に仕分けることだ。

この仕分け作業のために、東大模試を受けること(その後全て解説を見ながら解き切ること)
が必須となってくる。

受けることは(お金を払えば)誰にでもできる。
自分を知るためにも、まずは東大模試(もしくは過去問)を解いてみて欲しい。

勉強で「差」を埋めよう

周囲に宣言し、熟で進学校の雰囲気に触れ、過去問や模試を1度でも解けば
君は心身ともに「東大受験生」となっていることだろう。

ここまでやれば、学校や家庭の環境によらず、
進学校の奴らと同じ様に、東大を目指す地盤を整えることができているはずだ。

あとは、残された時間で「正しい努力」をすること。
ここでいう「正しい努力」とは、下記のことを意味する。

  • ・わからない問題の解説を読み、理解できていないことを見つける
  • ・再度その問題に取り組み、解けるようにする
  • ・習慣的に繰り返し実行する

各科目のお勧め参考書や勉強法については、追って記事にしようと思う。

おわりに

僕はお世辞にも、進学校出身とはいえない高校を出ている。
それでも、足りない偏差値を埋める努力を継続することで、母校初の東大生となることができた。

東京に来なかった人生は経験していないのでわからないが、
東大にきたことは間違いなく良かったと言い切れる。

それだけの出会いとチャンスが溢れているのが東京大学だ。

日本という国は学業においてとても平等だ。
誰でも勉強をして、受験で基準以上の点を取れば東大生になることができる。
※海外だと法外な学費がかかって物理的に厳しいことが多い

東大生になれば、人生が変わる。
人が自分をみる目が変わる。自分自身の認識も当然変わる。
まさしく「人生を変えることができる」のだ。

自分を変えたいと願っている子供たちのためになることを願って、
その経験をを記事にして行こうと思う。

  • この記事を書いた人

yutasukun

京都橘高校からの史上初東大受験・現役合格を成し遂げ 「リアルドラゴン桜」として横断幕が出たことアリ。 そんな過去の栄光も虚しく10年が経過。 今はデータアナリストとして汐留の広告代理店で バリバリはたらく毎日。

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